一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会は、タクシー、トラック、ダンプ、バスなどの運輸事業会社とICTなどの企業による連携で、運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会 に貢献します。 課題別のワーキンググループ、最新のテーマに沿った会合や企業訪問や勉強会など、精力的に活動しています。 ご参加や詳細については、事務局までお問い合わせください。
「WG07 遠隔操作・自動化で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応」グループでは、
建設機械を遠隔で操縦し、その作業時間や作業品質を競うe建機チャレンジ大会を開催しました。
一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会、 一般社団法人千葉房総技能センター 共催
国土交通省「遠隔施工等実演会~施工DXチャレンジ~」タイアップ企画
事前に安全性や技術のテストとして7月にプレ大会を開催し、選手は経験者に限定、操作会場と建設機械は数キロの距離で実現性をチェックしています。主に通信関連の課題が発生し、ARAV株式会社さんや伊藤忠TC建機株式会社、ワーキンググループメンバーの協力でなんとか無事に完了することができました。
このテスト結果をふまえて、今回はベテランの建機オペレータだけでなく学生や就労支援組織であるちば地域若者サポートステーションで就労活動をされている皆さん、消防レスキュー部隊の皆さん、プロゲーマー、eスポーツ経験者など実際の建設現場での経験がない方々12名にも参加いただきました。
デジタル世代、ゲーム世代の皆さんは若干の練習のみで全員がコースを制覇し、建設機械にも非常に興味を持っていただくことができました。 建設業での新しい働き方が実現できるのではないかと考えています。
※メディアの方々の関心も高く、様々な媒体で紹介して頂きました。
NHK 首都圏ネットワーク
https://www.nhk.or.jp/shutoken/chiba/article/007/02/
テレビ朝日ニュース放映
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000273338.html
日刊建設通信新聞社公開
https://www.youtube.com/watch?v=EQfIyah3bVM&t=6s
北國新聞、秋田さきがけ新報、岩手日報、茨城新聞、四国新聞、中國新聞、信濃毎日新聞、中部経済新聞、山形新聞、東京新聞、千葉日報、産経新聞
Yahooニュース
eスポーツと建設業界の関係強化が進行中!建機の遠隔操作にプロゲーマーの妙技が役立つと注目される
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b458ed5c65020cda3a1086588af77f44288758c
ITmedia エグゼクティブ
建設業界、eスポーツプレーヤーに熱視線 建機の遠隔操作に技を 若手技能者確保へ
建設業界がゲーム対戦競技「eスポーツ」のプレーヤーに熱視線を送っている。
https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/2211/22/news078.html
今回のe建機チャレンジ大会は、WG07の活動の一環として企業を超えたWG参加各社、および支援いただきました多くの企業との共創により実現しました。1つの思いに賛同し、企業を超えた共創の取り組みには無限の可能性があることが今回のe建機チャレンジ大会を通じて確認することができました。みなさんのこの活動が建設業界の新しい未来を創る大きな一歩になりました。
その後、e建機チャレンジ大会とのタイアップ企画として開催されました国土交通省主催の「遠隔施工等実演会~施工DXチャレンジ~」にもTDBCとしてWGメンバーが中心となり出展、また、e建機チャレンジ大会優勝チームの「千葉消防レスキューチーム」のメンバーも招待参加しました。
今後、TDBCとしては、WGメンバーと連携して社会実装に向けた安全性の確保、資格、教育制度などを国土交通省の自動化施工の現場導入促進のこれからの議論に向けて「建設機械施工の自動化・遠隔化 サブワーキングメンバー」として社会実装に貢献していく予定です。
国土交通省 発表資料
今年度の9グループには合計214名の方にご登録いただいています。それぞれのキックオフミーティングも終了し、課題の設定や活動方針がまとまりました。今回の会合は2020年1月から約20ヶ月ぶりとなるリアルな会合とオンラインのハイブリッド開催で、『WG方針発表会』 として開催し各グループからその内容を発表頂きました。
あわせて新規入会の会員からのご挨拶と、一般社団法人東京都トラック協会の遠藤様からご講演いただきました。
当日の参加者はオンラインと六本木グランドタワーを合わせて147名です。
2024年問題、燃料費高騰など業界の現状や事業者として考えるべき対応、関連法案や制度改正などについてお話しいただきました。
8月のキックオフからスタートしたワーキンググループ活動は、課題の深堀りや共有から具体的な解決策や実証実験へと進んでおります。全体で9グループ262人のメンバーがここまでの活動について中間発表を開催しました。あわせて改正電子帳簿保存法への対応と改正省エネ法による算出の見直しについても講演いただきました。(参加者数:142名)
2019年のWG05活動からスタートし車載器メーカーを横断して自社・庸車を問わず車両情報の一元管理ができる動態管理プラットフォームを開発してきました。複数年かけて大規模な実証実験やものづくり補助金によってTDBC動態管理プラットフォームを構築。今年度のWG05では、51社のメンバーが参加し機能検証やUIの改善で社会実装まで繋げました。今後は広くサービスを提供及び運営する組織として株式会社traevoを設立しました。
3月にはWG09主催のSDGsセミナーを開催し115名にご参加頂きました。運輸事業者が取り組むメリット、取り組み方法、脱炭素についてメンバーに三井住友海上火災保険株式会社より講演。
成功事例として株式会社大安、株式会社イボキン、西福運送株式会社からも具体的な発表がありました。
Co2見える化や削減についての関心が高いというアンケート結果がでています。今後は事例集とガイドブックの作成を目標にしています。会員の皆さまの各社ホームページを調査したところ、宣言はされていないもののすぐにも宣言できそうな企業が32社も見受けられましたので、ぜひWG09でご支援させていただければと思います。6月にもSDGsセミナーを予定していますので是非ご参加ください。
(西福運送株式会社 真鍋 亮介)
AIを使った点呼の無人化を目標に廉価で導入しやすいシステムを研究しています。POCフェーズ1では接触式センサーで指からエネルギーレベル(元気さ)を取得しました。
自己申告と概ね比例していましたがレベルの数値は個人差が大きく、絶対値のしきい値が決められないこと、個人ごとの値の変動による変化を見逃さないことが大切と認識しました。
フェーズ2では医学的専門家のアドバイスをいただいた結果、体調不良は一番最初に心拍や自律神経の乱れにでることが判明。2022年4月から6月に非接触センサーを採用し、長期間かつ体調不良時にもデータを測定し点呼データやデジタコデータも共に分析します。
フェーズ3ではAIなども活用して方向性を検討していきますので様々な技術をお持ちの方はご参加をお待ちしています。
(大河原運送株式会社 大河原 裕尊)
人材不足・現場の高齢化などの課題をもつ建設業と、災害復旧に不可欠な重機は、遠隔操作や自動化が進められています。遠隔操作で迅速な災害対応を目指して自治体や消防との合同訓練を実施しています。
これらの技術を広く周知し、かつ若者や未就労者を業界に呼び込むための「e建機チャレンジ大会」を計画中です。
まずプレ大会は5月に資格保持者のみで油圧シャベルとキャリアダンプの遠隔操作で競技会と考えています。最新の通信設備やカメラ、データ圧縮技術も活用します。
(EP Rental株式会社 依田 隆)
受注処理の効率化に注目して紙伝票の自動データ化と後工程へのデータ連携をすすめています。
ひとつの大きな標準システムをつくるのではなく、複数のサポート会員が必要な機能を部品のように提供し自社で利用するものだけを組み合わせて自由に繋げられるプラットフォームを目指しています。まずは最初にデータを入力するステップに注目し、野々市運輸機工と新宮運送で受注明細や整備明細などを対象にPOCを実施中です。
OCR読み取り検証や効果検証、現場での課題などを共有していきます。
(株式会社伊藤運送 伊藤 圭司、株式会社フルバック 久長 正憲)
あらゆるデバイスを連携できる車両動態管理プラットフォームは機能的な検証からビジネス化の段階となりました。今期はこれを活用していかに社会貢献ができるかという活動を進めています。アイディアソンを実施した結果、2つの分科会がスタートしました。「ドラレコ映像を活用した事故や犯罪の早期解決」では犯罪や事故捜査への協力として地域に貢献できる方法を検討しています。
「Co2排出量削減」では改良トンキロ法やみなし燃費の見直しを検証し、正しい排出量の計算がC02削減につながると考え、プラットフォームから取得したGPSを活用することで実測燃費をより簡単に正確に算出する方法を検討しています。
(株式会社首都圏物流 駒形 友章、物流企画サポート株式会社 大西 友洋、株式会社アスア 間地 寛)
喫緊の課題となっている2024年問題について人材の採用・定着・育成の面でサポートできる仕組みを作っていきたいと考え、Youtubeで新規採用や、eラーニングやマンダラートによる育成プログラム等を調査しています。成功事例を共有して皆さんのきっかけになる情報を提供していきます。既存の仕組みや他社で実施されている内容を紹介していきますので、見学参加やサポート会員のソリューション提案を募集しています。
(株式会社ワカスギ 黒木 洋平)
横断的OD分析&移動最適化チームはNAGANOスマートコミッションへプロジェクト提案。中山間地の交通課題と中心部への渋滞課題を解決する提案をした結果、R4年度は見送りで長野市主催のWGで議論を継続することになりました。ワーケーションxMaaSチームは、辰野町産業振興課へプロジェクト提案しています。昨年のWeb調査から都市圏の企業ニーズにマッチしたサービスと、検索予約しやすいプラットフォームが必要という結論がでています。ワーケーション受入れ実施側と利用者をつなぐ仕組みや、企業が受入れやすいコンテンツを整備中です。
(アルピコ交通株式会社 上嶋 圭介、株式会社デンソー 今村 朋範、株式会社電通国際情報サービス 松田 延)
・睡眠チーム |
実証実験はデータ数の不足により結果は出ていないが収集方法などの課題を検証 |
・集中力・注意力チーム |
血糖値の変動は特に長距離トラックドライバーの集中力・注意力に関連することが判明 三井製糖のパラチノースの摂取による効果があるか実証実験を予定 |
・循環器脳疾患チーム |
健康診断データをそのまま活用して脳卒中リスクを解析する実証実験を4社で実施 |
・循環器心臓疾患チーム |
コロナ禍で事情により停止 |
(大塚製薬株式会社 田中 久士)
事故に関するテーマからABの2つのチームで活動しています。
A.バック事故は未確認と未認識の要因があり死角事故としては左折巻き込みの自転車事故が多い。実証実験ではマルチカメラの俯瞰映像と警報装置のデータで効果と運用性を検証中。
B.情報の見える化で教育内容の向上ひいては事故撲滅を目指したい。日立物流のSSCVの実証実験で効果や運用を検証中。
山崎製パンと矢崎エナジーシステムでデジタコを使ったバック手順を順守する仕組みを検証中。
(株式会社フルバック 服部 豪、ジャパン・トゥエンティワン株式会社 岸本 賢和、日立物流株式会社 佐藤 公則)
2022年1月より施行された税制改正では、国税関係の帳簿書類は区分ごとに保管方法と申請が異なります。2年間の猶予はありますが電子取引の場合は電子保存が必須となり、これにはEDIだけでなくメールやFAXでの取引も対応が求められます。AIOCRやSPAを活用した運用について紹介しました。
(ウイングアーク1st株式会社 敦賀 武志)
7月7日のTDBCForum開催後、2021年度のワーキンググループは8月末から順次グループ別キックオフをWeb会議で実施しました。全体で236人のメンバーが9グループとして課題ごとに活動をスタートしています。今期の活動方針を発表し新たなメンバーや、実証実験への参加を募りました。参加者数:125名
各グループのリーダー・サブリーダーから発表がありました。
WG01 |
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WG02 |
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WG03 |
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WG04 |
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WG05 |
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WG06 |
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WG07 |
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WG08 |
無人 AI 点呼実現への挑戦 |
WG09 |
SDGs および環境、エコドライブ |
死角事故防止、昨年取り組んだバック事故防止を含めてデバイスと手順を組み合わせた効果的な方法を探ります。
また事故をする乗務員と事故をしない乗務員ではなにが違うのか?から始まった漫然運転防止のためのデータ分析にも取り組みます。
(富山県トラック株式会社 小川 竜人)
・睡眠チーム |
睡眠を改善するには各種ヘルスデータのどの指標が寄与するのか ヒヤリハットの削減 |
・集中力・注意力チーム |
パラチノースによる集中力・注意力の持続を追及 817 名の事前アンケート実施 |
・SASチーム |
胸に貼るだけのスクリーニング検査機器 実証実験で正確性と装着性の実証実験を募集中 |
・循環器チーム |
脳卒中のリスクチェックと検査後のフォローによる予防の実証実験を募集中 |
(大塚製薬株式会社 田中久士)
横断的OD分析&移動最適化チームは、長野県中山間地をとりあげ横断的なデータ分析による地域住民の移動ニーズを見える化と、エリア特性に応じた最適な移動サービスの検討に取り組みます。
ワーケーションxMaaS チームは、ワーケーションプラットフォームのエコシステムを検討しプロトタイプの構築を目指します。
(アルピコ交通株式会社 上嶋 圭介)
人材の確保・定着以外にも、2024年問題と言われる働き方改革と給与への影響など課題は多い
事業者自身の強み → 適正運賃
企業の魅力度向上 → 求人・定着
各社の事例や更なる強みを見つけていくことで、求人に活かせる活動を進めたい
(株式会社ワカスギ 黒木 洋平)
あらゆるデバイスを連携できる車両動態管理プラットフォームは、2019年からの活動によりPOCと評価を終えて本格的にサービス提供の段階に入ります。
JV を立上げ PF を事業化し社会実装していくために 2 つのチームでビジネス化を推進します。
例えばリアルタイムな事故・災害情報との連携など、新たな位置情報の活用についてアイディアを募集中。
(株式会社首都圏物流 駒形 友章)
「お困りごとアンケート」で課題を調査した結果、データの入口から省力化していくため受注処理のデータ化に絞り込みました。
FAX 、伝票、メール、 Excel AI OCR 、汎用データ取り込み、 RPA 等で、共通プラットフォームへの SIP スマート物流標準化ガイドラインも活用したデータ化を実証実験します。
(株式会社伊藤運送 伊藤 圭司)
人材不足・現場の高齢化などの課題をもつ建設業と、災害復旧に不可欠な重機は、遠隔操作や自動化が進められています。
遠隔操作や自動化で実現する安心・安全な作業現場と、迅速な災害対応を目指して最新技術を追求していきます。
スパイダー、遠隔操作と消防隊との訓練動画 https://www.youtube.com/watch?v=C-lHyLR8_qo
(EP Rental 株式会社 依田 隆)
AIを使い点呼を無人化することを目標に廉価で導入しやすいシステムを研究しています。
安全に運転できる健康状態にあるかという点にフォーカスして、健康状態を把握するPOCを実施中。
センサーやデバイス、データ分析に協力して頂ける参加者を募集しています。
(大河原運送株式会社 大河原 裕尊)
初年度はSDGsの取組みについての現状調査から、事例の収集や運送業版のハンドブック、セミナーなどきっかけ作りを目指します。
他のワーキンググループとも連携し、日々の事業活動がSDGsに貢献していることも(事故防止、エコドライブ、健康経営など)広めていきたいのでぜひご協力お願いします。
(西福運送株式会社 真鍋 亮介)
新型コロナウイルスの影響で今年度のワーキンググループの開始が遅れ、7月から順次グループ別にWeb会議でキックオフを実施しました。 グループごとに1,2回のWeb会合を開催した結果として、今期の活動方針をこの場で発表しました。ここで内容を確認し新たにワーキンググループに参加される会員も増え、当日はWeb開催で過去最大の142名の方にご参加頂きました。併せて、重要な経営課題となっています新型コロナウイルス対策と7 月に新たに国交省から発表のあった運輸防災マネジメントに関して協議会サポート会員のMS&AD インターリスク総研株式会社、三井住友海上火災保険株式会社に講演をいただきました。
三井住友海上火災保険株式会社 九州支社 藤田大輔様より、「With コロナ」対策支援について、新しい働き方を支える人事労務情報や、制度構築の支援についてご紹介頂きました。
つぎにMS&ADインターリスク総研株式会社の石橋潤様より、国交省の「感染拡大予防ガイドライン」と「業界別マニュアル」をもとに自社独自のマニュアルを作成と、濃厚接触者の判断と保健所への対応のポイントについてご説明頂きました。また7月に発表された「運輸防災マネジメント指針」について、国交省の評価体制などをご紹介いただきました。
本年度はテーマの見直しを最低限とし、2019 年度の深堀りを前提として実施します。WG は、WG05B をWG05A に統合した以外は、WG01〜WG07 のワーキンググループを継続としています。WG全体キックオフとして、各グループから今年度の活動方針が発表されました。
WG01 |
事故の撲滅と実現のための乗務員教育 |
WG02 |
乗務員の健康増進と新型コロナウイルス対策 |
WG03 |
MaaSへの取り組み |
WG04 |
人材不足の解消 |
WG05A |
様々なデバイスに対応する位置情報管理プラットフォーム実現 |
WG05C |
無人AI 点呼実現への挑戦 |
WG06 |
運輸業界共通プラットフォームの構築 |
WG07 |
遠隔操作による建設現場の課題解決 |
最後にWG ごとの情報共有会を実施の予定でしたが、事務局側のZoom の設定の問題で、一部しか実施できなかったため次回WG の会合を情報共有会として見学参加可能とさせていただきました。
ワーキンググループの活動も大詰めを迎え4月のTDBC Forumに向けた中間発表と、併せてグループの枠を超えた情報交換尾場として新年会を開催しました。94社135名の大盛況で新しい年を迎えることができました。
株式会社トライプロ 代表取締役 高木宏昌 様より、疲労と認知症の発見や防止のための ソリューションをご紹介頂きました。
ワーキンググループからは、各グループを代表してForumに向けた中間発表がありました。
WG01 |
事故の撲滅と実現のための乗務員教育 |
WG02 |
乗務員の健康課題 |
WG03 |
MaaSへの取り組み Season2 |
WG04 |
人材不足の解消、リソースシェアリング |
WG05 |
先端技術によるイノベーション実現 |
WG05A |
車両動態管理プラットフォームの実現 |
WG05B |
屋内外の位置情報の利活用 (準天頂衛星) |
WG05C |
AI活用による点呼の完全無人化 (経営課題) |
WG06 |
運輸業界共通プラットフォームの構築 |
WG07 |
建設機械・建設業の自動化等による課題解決 |
6月に新年度のWGがスタートし5か月が経過しました。今後は2020年1月のWG中間発表、4月のTDBC Forumが予定されており、各グループ活発な活動が進んでいます。今回の会合はWG参観日と題し全グループが集まり、ふだん所属していないグループの活動内容から新しい情報を収集し、グループを越えた開催となり66社93名の方が出席されました。
WG01 |
事故撲滅と実現のための乗務員教育 |
WG02 |
乗務員の健康増進 |
WG03 |
MaaSへの取り組み Season2 |
WG04 |
人材不足の解消、リソースシェアリング |
WG05A |
先端技術によるイノベーション実現(動態管理プラットフォーム) |
WG05B |
先端技術によるイノベーション実現(準天頂衛星測位の活用) |
WG05C |
先端技術によるイノベーション実現(物流企業の経営課題) |
WG06 |
運輸業界共通業務プラットフォームの構築 |
WG07 |
建設機械、建設業の自動化等による課題解決 |
各グループの代表から、これまでの活動について説明がありました。 実際の現場ではどのような課題があるのか。 複数のサポート会員が持つ技術を組み合わせることで、解決策を見いだせるか。実証実験の状況、参加して欲しい企業の募集など。それぞれの取り組みを聞いた後は、グループ別のディスカッションと並行して、他グループの見学にも積極的に参加しました。
第15回の会合は、物流業界での活躍が期待される「ドローン」と「睡眠の改善」を題材とした2つの講演、新規会員ご紹介の大きく分けて3部構成のプログラム進行でした、当日は38社59名の方が出席されました。
一般社団法人日本UAS産業振興協議会 (JUIDA)の運営にも携わっており、ドローン開発のパイオニア的存在でありたいという熊田氏。働き方改革や労働人口減少にはドローン、ロボット技術を連携することで人の業務を自動化し解決へ、またドローン活用は人的労力を使わない安全な点検、在庫確認も可能にします。物流の観点では屋内、外に関わらず、ドローンの離発着可能なポート:BIポートを今後増設できれば物流、警備などのサービスが実現できるとご提案いただきました。
まずは、日本人の睡眠時間が世界でワースト1位です! と改めて睡眠の問題を認識。睡眠がうまく取れないと生活習慣病リスク、免疫力低下、反応の悪さにつながる……。これらの問題をどのようにして解決するべきか、睡眠タイプのチェックをし、睡眠の問題、間違った考え(例:就寝前の入浴方法や休日の寝だめ) についてアドバイスしていただきました。 「いつもと同じ時間におきる。日光を浴びる、朝食と軽い運動、お昼寝」 などを意識し身体的、精神的に健康になることで、安全性や業務効率の向上につなげてほしい。
昨年度のWG02「乗務員の健康増進」において、睡眠の質が向上すれば、事故件数はマイナスに、売上金額はプラスにという結果をが出ております、今一度、睡眠の重要性を認識していただきたいとお願いいたしました。
詳細については、2019年4月25日 TDBC Forum 2019の発表資料をご覧ください。
第14回会合とワーキンググループキックオフの合同開催についてご報告します。
当日は81社138名の方にご参加頂きました。今後は各グループに分かれて、来年4月の成果発表に向けた活動が始まります。
日時 | 2019年4月25日(木) 開催済み |
会場 | 東京コンファレンスセンター・品川 |
参加者 | 282社462名 |
議題 |
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多くの皆さまにご参加を頂きまして有難うございました。 当日の資料は、開催報告ページにてダウンロードが可能となっております。