新型コロナウイルスの影響で今年度のワーキンググループの開始が遅れ、7月から順次グループ別にWeb会議でキックオフを実施しました。 グループごとに1,2回のWeb会合を開催した結果として、今期の活動方針をこの場で発表しました。ここで内容を確認し新たにワーキンググループに参加される会員も増え、当日はWeb開催で過去最大の142名の方にご参加頂きました。併せて、重要な経営課題となっています新型コロナウイルス対策と7 月に新たに国交省から発表のあった運輸防災マネジメントに関して協議会サポート会員のMS&AD インターリスク総研株式会社、三井住友海上火災保険株式会社に講演をいただきました。
三井住友海上火災保険株式会社 九州支社 藤田大輔様より、「With コロナ」対策支援について、新しい働き方を支える人事労務情報や、制度構築の支援についてご紹介頂きました。
つぎにMS&ADインターリスク総研株式会社の石橋潤様より、国交省の「感染拡大予防ガイドライン」と「業界別マニュアル」をもとに自社独自のマニュアルを作成と、濃厚接触者の判断と保健所への対応のポイントについてご説明頂きました。また7月に発表された「運輸防災マネジメント指針」について、国交省の評価体制などをご紹介いただきました。
本年度はテーマの見直しを最低限とし、2019 年度の深堀りを前提として実施します。WG は、WG05B をWG05A に統合した以外は、WG01〜WG07 のワーキンググループを継続としています。WG全体キックオフとして、各グループから今年度の活動方針が発表されました。
WG01 |
事故の撲滅と実現のための乗務員教育 |
WG02 |
乗務員の健康増進と新型コロナウイルス対策 |
WG03 |
MaaSへの取り組み |
WG04 |
人材不足の解消 |
WG05A |
様々なデバイスに対応する位置情報管理プラットフォーム実現 |
WG05C |
無人AI 点呼実現への挑戦 |
WG06 |
運輸業界共通プラットフォームの構築 |
WG07 |
遠隔操作による建設現場の課題解決 |
最後にWG ごとの情報共有会を実施の予定でしたが、事務局側のZoom の設定の問題で、一部しか実施できなかったため次回WG の会合を情報共有会として見学参加可能とさせていただきました。
ワーキンググループの活動も大詰めを迎え4月のTDBC Forumに向けた中間発表と、併せてグループの枠を超えた情報交換尾場として新年会を開催しました。94社135名の大盛況で新しい年を迎えることができました。
株式会社トライプロ 代表取締役 高木宏昌 様より、疲労と認知症の発見や防止のための ソリューションをご紹介頂きました。
ワーキンググループからは、各グループを代表してForumに向けた中間発表がありました。
WG01 |
事故の撲滅と実現のための乗務員教育 |
WG02 |
乗務員の健康課題 |
WG03 |
MaaSへの取り組み Season2 |
WG04 |
人材不足の解消、リソースシェアリング |
WG05 |
先端技術によるイノベーション実現 |
WG05A |
車両動態管理プラットフォームの実現 |
WG05B |
屋内外の位置情報の利活用 (準天頂衛星) |
WG05C |
AI活用による点呼の完全無人化 (経営課題) |
WG06 |
運輸業界共通プラットフォームの構築 |
WG07 |
建設機械・建設業の自動化等による課題解決 |
新型コロナウィルスは運輸業界にも深刻かつ多大な影響を与えています。
TDBCでは、コロナ禍に立ち向かう会員の皆様の事例を公開することで、ひとつでも対策のヒントになればと考え様々な取り組みをお知らせしていきます。より詳細な内容などをご希望の場合は事務局までお問合せください。
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 潤、以下ウイングアーク1st)と一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会(本社:東京都港区、代表理事:小島 薫、以下TDBC)は、「加工食品物流における生産性向上及びトラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会」(事務局:国土交通省)において2020年3月に実施されたQRコードによる検品時間の短縮に関する実証実験に参画し、ドライバー業務の効率化の実践について検証しました。
タクシー、トラック、ダンプ、バスの運輸事業会社とICTなどのサポート企業による「運輸デジタルビジネス協議会」(以下TDBC:Transportation Digital Business Conference)は、2016年8月9日に発足し現在会員数130社。運輸業界の安心・安全・エコロジーな社会基盤への変革を支援することを目的に積極的に活動しています。
運輸デジタルビジネス協議会(以下、TDBC)は、運輸業界とICTなど多様な業種のサポート企業が連携し、デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会 に貢献することを目的として活動しています。運輸業界の課題を解決する優良なソリューションや技術を、会員内外で積極的に発掘、企画、開発し、協議会認定などの方法により会員内外に提供しています。交通事故ゼロ、持続可能な公共交通や物流インフラの実現を業界を超えた社会共通の課題としてSDGs達成に貢献します。
6月に新年度のWGがスタートし5か月が経過しました。今後は2020年1月のWG中間発表、4月のTDBC Forumが予定されており、各グループ活発な活動が進んでいます。今回の会合はWG参観日と題し全グループが集まり、ふだん所属していないグループの活動内容から新しい情報を収集し、グループを越えた開催となり66社93名の方が出席されました。
WG01 |
事故撲滅と実現のための乗務員教育 |
WG02 |
乗務員の健康増進 |
WG03 |
MaaSへの取り組み Season2 |
WG04 |
人材不足の解消、リソースシェアリング |
WG05A |
先端技術によるイノベーション実現(動態管理プラットフォーム) |
WG05B |
先端技術によるイノベーション実現(準天頂衛星測位の活用) |
WG05C |
先端技術によるイノベーション実現(物流企業の経営課題) |
WG06 |
運輸業界共通業務プラットフォームの構築 |
WG07 |
建設機械、建設業の自動化等による課題解決 |
各グループの代表から、これまでの活動について説明がありました。 実際の現場ではどのような課題があるのか。 複数のサポート会員が持つ技術を組み合わせることで、解決策を見いだせるか。実証実験の状況、参加して欲しい企業の募集など。それぞれの取り組みを聞いた後は、グループ別のディスカッションと並行して、他グループの見学にも積極的に参加しました。
少子高齢化が進む中で、日常の通院や買い物等に困難を抱える人々が全国で増え続けています。このくらしの足の問題を解決するために、当事者、行政職員、研究者、バス・タクシー事業者、福祉・介護・医療の従事者、NPOなど、多くの関係者が集まり、地域を越え、立場を越え、利用者・生活者の目線をベースとして本音で語り合い、それぞれが抱える問題解決のヒントを得る「気づき」の場として開催されています。 TDBCのアドバイザーである名古屋大学の加藤教授が、実行委員会副委員長を務められています
会期 |
2019.11.27~29 10:00-17:00 |
会場 |
インテックス大阪 |
主催 |
関西物流展 実行委員会 |
後援 |
経済産業省 近畿経済産業局、国土交通省 近畿運輸局、大阪府、大阪市、堺市、兵庫県、神戸市、公益財団法人関西経済連合会、大阪商工会議所、一般社団法人大阪卸商連合会 |